東広島市の予算を見てみました(市議会議員選挙の参考情報としても)

ソノタ

こんにちは、マッチバコ管理人の吉井です。

 

ただいま東広島市の市議会議員選挙の選挙期間中で、管理人は友人が立候補していて、お手伝いでバタバタしています。

 

皆さんは選挙に行かれますか?

 

選挙があると「東広島って政治に関心が低い、投票率が低い街だなぁ」と、いつも感じます。

先日の広島県議会選挙でも、広島県の市の中では最低(32.5%)で、県の平均(39.8%)と比較しても7%も低いし、一番投票率の高い呉市(48.1%)と比較すると、15%以上も低いのです。

 

「政治に頼らなくても、生活にそんなに不満が無い」ということも原因の一つだと思うので、そこまで悪いことじゃないとは思いますが、投票率が低いということは「街のことに無関心」ということの表れですよね。

また、特定の利益団体に偏った政治になってしまう可能性もあるので、やっぱり良いことじゃないな~と思います。

 

ということで、ちょうど新年度になって広報東広島にも予算が載っていて、市会議員選挙の参考にもなると思いましたので、私なりに東広島市の予算をもう少し詳しくみてみました。

 

※東広島市のホームページに、詳しい予算の内容が載っています

 

どういう街にしたいのか?は、予算に表れる

 

「この街をどういう街にしたいのか?」という思いを実際に形にする際は、「どういうことにお金を使うのか、逆にどういうことにはお金を使わないのか」ということを決めていかないといけません。

 

例えば自分自身の生活でも、「どういう風に生活したいのか、どうなりたいのか」という自分の思いを、「どこにお金を使って、どこにお金を使わないのか」ということを実際には決めていきますよね。

家を買う、子供の教育にお金を使う、趣味にお金を使う、等々、自分の思いによって、お金の使い道が変わってきます。

 

今年度の東広島市の予算規模は、一般会計で822億8,000万円です。

全部で約800億円のお金があって、それをどこに使うのか?ということですよね。

800億円というのは相当な金額なので、上手に使うのと下手に使うので、結果に大きな差が出ますよね~

 

ちなみに、前年度の一般会計は696億円だったので、120億円以上も予算規模が大きくなっています。(うち半分以上は災害対策費です)

 

歳入(収入)について

 

まずは収入面を見ていきましょう。

823億円のお金は、どこから来ているのでしょうか?

収入の内訳

とりあえず、「広報ひがしひろしま」に掲載されている数字を丸写ししてみます^^

 

費目 億円 構成比
市税 312.9 38.0%
国・県支出金 202.8 24.6%
地方交付税 90.0 10.9%
市債 74.5 9.0%
繰入金 38.2 4.6%
使用料など 30.3 3.7%
その他 74.2 9.0%
合計 822.8  

 

収入の中で一番多いのが市税で、38%です。東広島市の税金収入が、313億円あるということですね。

次に多いのが、「国・県支出金」で、その次が「地方交付税」です。両方合わせると、35.5%となって、収入の三分の一以上は、国とか県とかに入ったお金が、東広島市に分配されてきているということですね。

 

「市債」というのは、お金を借りてきているということで、収入の約1割は借入金です。

(ちなみに、74億5千万円を借りて、89億6千万円を返済する計画になっているので、借金を返済するための借金と言えます)

 

その他諸々の収入(施設利用料なんかは分かりやすいですよね)も結構あって、それらが17.3%あります。

 

周りの市と比較してみる

 

東広島市の数字だけを見てもよく分からないので、周りの市と比較してみましょう。

※数字は、私が各市のホームページを見て集計したものなので、もし費目の入れ間違いがあったらごめんなさい。市によって、予算書の書き方が違うのです。

 

こうして見ると、東広島市はとても優秀です。

市税収入が国や県からのお金を上回っているのは、東広島市しかありません。

 

市税+その他収入=自主財源

ということで、自主財源の割合が50%を超えているのも東広島市だけです。

 

家計に例えると、夫婦の収入(自主財源)で足らない部分を、親(国や県)に援助してもらっているという感じですが、親からの援助収入がほぼ半分もあると、自立しているとは言えないですよね。

(いろんな条件面で、東広島市が恵まれている面もありますが)

 

ただ、予算を人口1人あたりに換算すると、東広島市の予算は1人当たり44万円で、このなかでは最低です。

他の市は自主財源が少ないのに、国や県からお金を引っ張ってくることで、東広島市よりも市民サービスが手厚くなってます。

三原市とは人口1人あたりで10万円のサービスの開きがあるということですよね。

1家4人いたら1年で40万円分、受けるサービスが違うというのも、これも結構な金額です。

 

東広島市にも、もっとお金が必要な分野があるので(例えば待機児童問題とか)、国会議員や県議会議員とうまく連携してお金を引っ張ってこれる人が、今の東広島市の市議会議員には不足しているということが言えるのではないでしょうか?

(もちろん、自主財源が充実している自治体には、国や県のお金が回らないような仕組みもあるのですが)

 

各候補者の選挙公報を見ても、「どんなことにお金を使うか」ということは書いてあっても、「どうやってお金を引っ張ってくるのか」ということは書いてないので、その辺はいろいろ情報を収集するしかないのですケド。

 

※各候補の選挙公報はこちら

 

「国や県からお金を引っ張ってくる」というと、利権がらみの話になりがちであまり公に出ないのですが、地方自治体の営業活動でもあるわけなので、もっとオープンにできる仕組みがあって良いのにな~、と思います。

 

歳出(支出)について

 

次は、「822億8千万円のお金をどこに使うのか」ということで、大まかな項目を費目ごとに見ていきましょう。

(今年は災害対策があるので、あまり前年との比較が参考にならない部分もあります)

 

 

総務費

総務費は、市役所の運営に関する費用です。

職員の給与とか、出張費とか、備品の購入とか、委託料とかです。

今年度の総額は、82億1千万円で、昨年の72億7千万円から9億4千万円の増加となっています。

 

なんでそんなに増えているのか・・・と思って調べてみましたが、寺家に道の駅を作る関係で2億8千万円計上されてました。

あと、今年は県議会、市議会、参議院に加え、財産区の選挙もあるらしく、選挙関連の経費で3億円以上計上されてます。

それだけ予算を使っているのであれば、選挙に行かないともったいないですね・・・

 

そうは言いつつ、残りのお金はなぜ増えてるのかが良く分からないので、どなたかに教えて欲しいです^^

 

民生費

民生費は、福祉関係の費用です。

子育て支援、高齢者支援等、一番気になる費用ですよね。

今年度の総額は270億5千万円、総予算の32.9%と、市の予算の三分の一は民生費なんですね~

 

これも、昨年度の250億9千万円から、約20億円も増えてます。

高齢者は増えますし、待機児童問題もありますし、増えるのは仕方がないとして、ちょっと増えすぎなんじゃないかな・・・とは個人的に思います。

詳細を見ると納得するのかもしれませんが、20億円というのは、かなり大きな金額です。

 

とはいえ、今回の市議会議員選挙でも福祉の充実をうたっている候補が多いということは、まだまだ充実して欲しいという声があるということですよね。

 

金額自体は増えているので、投入する金額の問題ではなくて、実際の運用方法の方に課題がいろいろあるように思います。

福祉の実態に詳しい方に市会議員になっていただいて、運用方法に関してチェックしていただきたいものです。

 

衛生費

医療関係やごみ処理に関する費用です。

今年度の総額は56億5千万円、昨年より3億円の増加になっています。

 

なぜ増えてるのか、よく分からないので、取り急ぎ金額のみ記載しておきます^^

 

農林水産業費

今年度の総額は17億2千万円、昨年より1億3千万円の減になっています。

農林水産業に振り向ける予算は、僕が思ってたよりだいぶ少ないんですね~(市全体の予算の2%)

 

とはいえ、中身を見るとかなりお金の使い方が変わっているようで、地籍調査(土地の所有者と面積等を調べる)の予算が大幅に減ってたり、農業振興に関する予算は増えてたりします。

農林水産関係の人は、結構大きな影響があると思います。

 

商工費

今年度の総額は25億8千万円、昨年より9千万円の減です。

これも思ったよりだいぶ少ないという感じで、市全体予算の3.1%です。

 

中身を見ると、企業誘致に関する費用が大幅減になっていて、新産業創出とか、中小企業に対する働きかけに関する費用は増えています。

仕事に対して支援をして、給料を多く稼げるようにしたり、多様な働き方ができるようにして自立を促して、福祉関係の費用を減らす、という方が健全だと思うので、商工費をもうちょっと増やしても良いんじゃないかな、と個人的には思います。

 

土木費

今年度の総額は74億7千万円、昨年より1.1億円の増加です。

これも中身を見ると、予算の内訳がだいぶ変わっています。

昨年の豪雨災害の教訓もあると思いますので、逆にこれだけの増加で良いのかな?という気もしますが、実際のところはどうなんでしょう?

災害対策費の方で充分に対策されているということですかね?

 

消防費

今年度の総額は35億8千万円、昨年より5.6億円の増加です。

昨年の豪雨災害で、いざという時の備えが必要ということが良く分かったので、消防関係の費用も増えますよね。

 

教育費

今年度の総額は88億5千万円で、昨年より26.7億円の大幅増です。(昨対143%)

教育に関する高垣市長の思いが伝わりますね~

 

と中身を見ると、美術館の建設に14億円計上されているので、増加の半分以上は美術館なのでした。

正直なところ、個人的にはそこまで立派な美術館は必要ないように思いますが、立派な美術館があった方が良いですかね~??

 

小中学校の改修も結構あるようですよ。

 

まとめ

 

こうしてみると、予算も億単位で結構変わっていますね。

(僕の友人が市議会議員に当選したら、来年はもうちょっと詳しく予算の内容をレポートします^^)

 

数字としてみると「何億円増えたんだな~」ということで終わってしまうのですが、自分の仕事や生活の単位で考えると、億というのはかなりの金額ですよね。

上手く使えば、何倍、何十倍の成果を出すこともできますし、ただ単純に億のお金を使っただけで終わり、ということもあるし、将来に禍根を残す投資をしてしまうこともあります。

 

有権者と行政とを上手く繋いでくれる議員さんを選ぶのは有権者なので、「どこにお金を使うのか」を決めていく過程には、市民の私たちにも責任があります。

ぜひ、自分の街に興味を持って、選挙に行きましょう!!

今月のマッチバコ

2019 9月

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